読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【ねたばれ】あやめも

 

ピンクとグレーをあやめと重ねたがりおばさんの戯言です。。。

 

 

あやめ、あれはコンテンポラリーダンスなのかな。ピンクとグレーのDVD持ってないことが悔やまれるんだけど、すごく、ごっちのお姉ちゃんだった。駆け上がって、落ちて、「死ぬ」って思った。あの後の表情がたまらない。旗を翻して駆け下りていく姿がよかった。あと裸足最高。

 

という私のネタバレアカウントのツイート。最後にやや変態入ってますが、パフォーマンスを見て反射的に「ピンクとグレー」を思い出しました。そして、

 

「虹を歩いてく」でリフター?が虹になるのが素敵だった。全方向ファンサマシーン(誰かに名前つけてほしい)が、しげのためなのでは?と思うほどに。

 

あやめにどっぷり浸かってますね。全方向ファンサマシーンってなんだよ。

 

そんなことはどうでもいいんで、「あやめ」の中で感じた「ピンクとグレー」を、原作から。

 

 

 見たことはないのであまり分からないのだけれど、あらゆる事物や意味を体現するダンスなんだとごっちは教えてくれた。一週間程前のその時、ごっちが教えてくれたひとつは座禅を組んで顔を左に向け、首の後ろから回した右手でその顔を掴み、左手は正面に伸ばして少し丸めた手のひらを上にしたなんとも奇妙なポーズだった。

【ピンクとグレーp.29〜】

 

曲中ではコンテンポラリーダンスともとれるようなダンスをJr.とともに踊るしげ。そしてしげが座禅を組む場面がありました。

 

ステージで踊る姉はいつも美しかったが、この日は特別だった。それは姉の思惑通り、圧巻の連続だった。そして最後。姉はいつ美しく片足を頭上まで上げ、それを両手でつかんだ。まるで水面から羽ばたく白鳥のようなポーズを決めたとたんに、どっと拍手がなった。姉がポーズを決めた位置はリハーサルより高かった。
ーこれはたしかにおどろくや。
次の瞬間、そのまま姉は綺麗に不規則に回転しながら落ちた。
ーこれもえんぎ?すごいね、おねえちゃん。
いや、そうではなかった。姉は失敗した。

僕はまだ分からなかった、姉の計算がどこまでだったのか。

【ピンクとグレーp.228〜】

 

高いところに駆け上がっていたよなぁとか、ドームは「いつもより高いところ」に上るだろうなぁとか。なんだか、オーラスで落ちるのではないか?なんて。

 

そんな物騒な想像はしたくないですけど、1度見ただけでそんな想像をしてしまうようなパフォーマンスでした。

 

 

センターステージで寝転んだまま登場。起き上がって舞うしげ。くるくる。ふわふわ。くるくる。「儚い」という言葉はこのためにあるのでは、なんて思いました。

 

全方向ファンサマシーンという名の(名ではない)リフターが、今までにない形に変わります。しげは裸足のまま駆け上がっていきます。頂上に登ったとき「落ちる!」と、私はここで思いました。

 

落ちなかったけど!!

 

6色の旗を持ったしげは、反対側を駆け下りていきます。しげの表情はなんとも美しく、自信に満ち溢れたもの。

 

「ピンクとグレーだ。」

 

ピンクとグレーで唯が踊ったのは「ファレノプシス」。胡蝶蘭植物

 

 

ファレノプシス

(学名:Phalaenopsis aphrodite)
学名の種小名はギリシャ神話の愛と美と豊穣の女神アフロディテから。花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」。西洋では「love」「beauty」「luxury」「refinement」。

 

アフロディテ
愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。また、戦の女神としての側面も持つ。

 

 

あやめ

(学名: Iris sanguinea)

花言葉は「よい便り」「メッセージ」「希望」「message」「hope」「faith」「friendship」「wisdom」

 

→イーリス

ギリシア神話に登場する虹の女神である。英語読みではアイリス (Iris) となる。イーリスはギリシア語で虹を意味する。英語では虹彩も「iris」という。また、イーリスの聖花はアヤメ(アイリス)だが、この名もイーリスに由来する。

 

 

ファレノプシスもあやめも植物であること。学名がギリシア神話から来ていること。偶然にも共通していました。

 

 

もう一度ピンクとグレーから。 

 

ファレノプシスと名付けるわ」
君はビルを指差しそう言う
「それは、男?それとも女?」
僕は小馬鹿にして尋ねた

【ピンクとグレーp.60〜】

 

唯へのレクイエムとなる「ファレノプシス」の歌詞です。

 

「オニアンコウっていう深海魚はさ、メスの方が大きいんだけど、小さいオスはメスを見つけるとメスの体に食いついて、寄生すんの」

【ピンクとグレーp.168〜】

 

ごっちからりばちゃんへの言葉です。

 

男と女の世界。香凛、サリー、ごっち、りばちゃん。そして、ごっちとりばちゃんの男同士の友情を超えた関係。ピンクとグレーは男女の固定観念上のあり方を、はっきりとした赤と黒に白を混ぜたような、「ピンクとグレー」的な描き方をしている気がします。(Burn.や傘を持たない蟻たちはには、はっきりとLGBTを捉えている描写がありますね。)まわりくどかったですが、しげの小説そのものに「多様性」って大きなテーマとしてある気がしてるんです。あと、渋谷区。ピングレの舞台であり、パートナーシップ条例を初めて出した自治体。多様性の街。

 

…さすがに考えすぎだな!?

 

ふぅ。 

 

でもしげが、「あやめ」を書くにあたって、あの演出をするにあたって、「ファレノプシス」が思い浮かばなかったわけないと思っています。

 

LGBTの曲でないと彼は断言していますが、多様性ということで書かせていただきました。

 

 

 

空から落ちる蜘蛛の糸なんかに縋り付かずとも、彼は自分の足で前へと進めるんです。

 

空から落ちる蜘蛛の糸

んなもんいらねぇ飛んでやらぁ

雨の弓(=虹)を渡れ超えろ抱きしめろ

 

ところで「虹を歩く」は現実世界なんでしょうか。「1234」で飛んだ先の話なのでしょうか。虹が現実と非現実の、ぼんやりとしたボーダーラインだとして、虹のてっぺんから飛んだ先に理想の世界が待ち受けてたり。何言ってるんだろう私。っていうか、やっぱりオーラス飛ぶんじゃない??何言ってるんだろう私。

 

うわーーーーー宮城楽しみ!!!

 

 

 

 

 

追加すること

・オリンピック 5色 多様性

ゴッホ 重ね重ね塗る画報